2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

冊子には「ノド」「小口」があります

冊子にはいろいろな部分で用語が使われます。背中にあたる部分を「ノド」、その逆側の開く部分を「小口(コグチ)」といいます。 この画像の冊子は、「ノド」の部分を糊で固める「無線綴じ」という方法で作られていますが、本文を開くとノドの部分の絵柄が数…

今日は「特色インキの作り方」です

なんか料理番組のタイトルみたくなっちゃってますが…特色の色を指定する際には、「DICの××番」という風に言ったりします。 印刷オペレータにその番号を伝えて印刷する事になるのですが、例えば「DIC300番・エンジ」であれば、その色を出すのに元となる複数の…

打ち合わせの最中の出来事

お客様からのご注文をいただいたら、まずはいただいた原稿やご要望をを元にどういったカタチでデザイン制作するかを決めなければいけません。複数人でその打ち合わせをすることもあるのですが、傍から見てみると面白かったりします。何か新しい拳法なのでし…

コントロールストリップの役割

販促代行スタッフ 飴田です。カラー印刷では、製品に影響しない余白の部分に「コントロールストリップ」なるものを一緒に印刷します(画像中央のカラフルな帯状のものがそうです。カラーパッチと呼んだりもします)。 ココに濃度測定器をあてると印刷濃度を…

テトラパックってご存知ですか?

販促代行.comスタッフの飴田です僕が中学生のころの給食では、三角紙パックの牛乳でした(年代がバレちゃいますね(汗 ) これが「テトラパック」です(テトラとは「4」を意味するもので、4面体の形にちなんだ名前になってます)単位容積あたりの包装材が一…

ドイツ政府がハイデルベルグ社に公的支援

ドイツの印刷機メーカー、ハイデルベルグ社が公的支援を受けることが先月決定したようです。 ハイデルベルグ社といえば、この業界では最大手のメーカーなので、まさか公的支援を受けるまで経営が悪化しているとは思いませんでした。ただ、印刷需要が減少して…

梅雨ってイヤですねぇ

今日は朝からず〜っと雨降ってて、とうとう本格的に梅雨入りって感じです。工場内も出来るだけ湿気の影響を受けないようにしないといけません。 湿度の多いところに用紙を置いておくと波打ったりして、印刷工程や製本工程に少なからず影響します。それだけ印…

「ねむい」ですね

このタイトルみて、なんてヤル気ない奴だってお叱りを受けそうですが…いえいえ、決して僕が眠いわけではありませんよ(汗実は印刷業界では、印刷で表現される濃淡の範囲が狭く濃い部分と淡い部分の再現差が少ないこと、つまり濃度のメリハリがない印刷状態を…

「ドライダウン」の説明です

「ドライダウン」という用語を知ってますか?これはインキが乾燥して、印刷直後よりも色が沈むことをドライダウンといいます。このため、印刷会社には「刷り上りは濃くても、乾いてから色が薄くなる」ドライダウン現象を見越して印刷しなければいけません。…

デザイン制作アプリケーションについて

>デザインを制作する際に使用するアプリケーションといえば、アドビ社の「Illustrator(イラストレータ)」「InDesign(インデザイン)」、クォーク社の「QuarkXpress(クォークエクスプレス)」などがあります。どんどん新しいバージョンが発表されてどんど…

PCのハードディスクが再起不能になりました(泣

飴田です こんにちは実は少し前に、仕事で使用してたPCが天に召されました。どうやらハードディスク部分が死んでしまったようです。 その日の朝は、立ち上げても最初のwindowsの読み込み途中画面が出るだけで、それっきり反応無し。最初は、まあこんなこと…

データ入稿する前に確認しましょう

こんにちは 飴田です日々、印刷物を作るための作業をしていると、色々な問題や疑問が生じることがあります。 先日もお客様からデータで入稿いただき、それを製版したのですが、カンプ(=こんな印刷内容になりますよ、という出力見本です。これが無いとデー…

「耐光インキ」とは?

こんにちは スタッフの飴田です以前、カラー印刷はB(墨)・C(藍)・M(紅)・Y(黄)の4色で再現される(→「4色」って何?を参照)とお話しましたが、この中のMとYの色は特に紫外線の影響を受けやすく、屋外で日光が長時間当たる場所などにポスターなどを…

ネット通販に携わって

このサイトの運営に携わって以降、今までの営業では間違いなく出会うことの出来なかった地域の方々とお話させていただく機会が増えました。 「なに当たり前の事言ってるの?」って言われてしまいそうですが、ネットという手段がこんなに人と人とがつながる可…

「紙の厚さ」について

こんにちは、飴田です。今回は紙の厚さについてちょっとだけ。同じ用紙でいくつかの厚さが用意されている場合があります。それらを識別するための基準が、紙の連量というものです。紙は、業界では1000枚で「1連」と呼ぶ習慣があります。たとえば、上質紙4/6…

紙には「目」があるんですよ

みなさんこんにちは。紙には「目」があるのをご存知ですか? もちろんモノを見る「目」という意味ではなく、簡単に言えば紙の繊維方向のことで、タテ目(T目)・ヨコ目(Y目)があります。紙の大きさで代表的なものは、4/6判(1091mm×788mm・シロクバンと呼…

「特色」って何?

販促代行スタッフの飴田です引き続き、印刷用語を見ていこうと思います。今回は「特色」です。前回説明しました「4色(=カラー)印刷」に対して、それ以外の色のことを「特色」といいます。 例えば、茶色を印刷したい場合、4色(=カラー)で表現することも…

「4色」って何?

こんにちは、スタッフの飴田です。今日は印刷業界の用語について少し。みなさんが印刷屋さんからもらう見積で「4色(または4c)印刷」などの表記を見たことがあるかと思います。「4色(または4c)」というのは結論から言うと「カラー印刷」のことです。カ…

最近新聞読んでますか?

みなさん、最近新聞読んでますか? こんにちは、販促代行.comスタッフの飴田です。昨年行われたある調査では、「ニュースを見る・読む媒体」として、20代の人の52%しか新聞を読まないそうです(60代では91%が新聞を読んでいるそうです)。しかも全体で25%…